舞踏・BUTOHの創始者土方巽を唯一継承、舞踏芸術の発展をめざし、実践する舞踏カンパニー「友惠しづねと白桃房」のウェブサイトです。


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2012年3月1日
第8回金大煥メモリアル・デー
韓国で友惠しづねと白桃房の舞踏上演

 2012年3月1日、韓国ソウルのBukchon Changwoo Theaterにて『第8回金大煥メモリアル・デー』が開催され、「友惠しづねと白桃房」の加賀谷早苗が舞踏を上演した。
 金大煥氏は韓国のミュージックシーンをリードしてきたパーカッション奏者。このメモリアル・デーは、2004年に逝去された金大煥氏の命日にちなんで毎年開催され続けている。韓国の国民的歌手、張思翼(チャン・サイク)氏が主催し、金大煥氏へ思いを寄せる多くの方が集る。本年はチェ・ソンベ氏、ホ・ユンジョン氏、ガン・ウンイル氏など韓国のミュージシャンをはじめ、日本からは能楽囃子大倉流大鼓の大倉正之助氏、石笛の横澤和也氏、舞踏の加賀谷早苗が参加し、日韓の文化を通じて盛会となった。

 金大煥氏は、1994年にキリンプラザ大阪で開催された日韓コラボレーション公演「友惠しづねと白桃房 with 陸根丙『眠りへの風景』」にゲストミュージシャンとして参加された。韓国を代表するミュージシャン金大煥氏と日本のフリージャズ界の草分け的存在の吉沢元治氏を迎え、「友惠しづねと白桃房」の主宰者でありギタリストの友惠しづねと共に鮮烈なトリオ即興演奏を繰り広げた。
 この度、’94年公演の友惠の音楽と、金大煥-吉沢元治-友惠によるトリオ即興演奏の音、韓国の現代アーティスト陸根丙氏の映像によって新たな作品、アート・ミュージックDVD「眠りへの風景」が生み出され、2012年3月1日に日韓でリリースされる。本作の完成にちなみ、『第8回金大煥メモリアル・デー』で新作映像の上映も行われた。映像を手がけた陸根丙氏、本作の創作の源泉となった詩「風のまなざし」(詩:友惠しづね)の韓国語訳を手がけた韓成禮氏も駆けつけ、加賀谷早苗の舞台挨拶に登壇された。
 金大煥氏を支えた権明姫氏の御礼の言葉で締めくくられ、温かく心に沁みる会であった。

(舞踏家 加賀谷早苗)
 
[画像]加賀谷早苗の舞踏

韓国ソウル『第8回金大煥メモリアル・デー』
友惠しづねと白桃房 加賀谷早苗の舞踏
(PHOTO:YOOK KEUN BYUNG)
金大煥(KIM DAE HWAN)プロフィール

パーカッション奏者。両手にそれぞれ三種類のスティックを構えるトリプル・スティック奏法は金大煥のオリジナル。演奏は非常な厳しさとストイックな激しさを合わせ持つもの。本人からのプロフィールは「黒雨・金大煥のみ」と言い切る。
1960年代に韓国初のグループ・サウンズ「アド・フォー」に参加。その後、日本でも「釜山港へ帰れ」で知られるチョー・ヨンピルも在籍した「キム・トリオ」を結成。70年代には大韓民国グループサウンズ協会の初代会長になる。韓国のミュージックシーンをリードしてきた。また、米粒ひとつぶの表面に般若心経283文字を刻む微細彫刻家としてギネスブックにも名を記す。韓国ではソウルに彼の書道作品を展示する美術館がある。2004年逝去。

 
アート・ミュージックDVD「眠りへの風景」スペシャルサイト
http://tomoe.com/landscape/
 

■関連リンク

韓国の「文化日報」に『韓日共同で蘇らせた“打楽器の伝説”金大煥』の記事掲載(韓国語)
韓国の「Korea Herald」に『DVD mixes artistic talents of Korean, Japanese』の記事掲載(英語)
 
 

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