舞踏・BUTOHの創始者土方巽を唯一継承、舞踏芸術の発展をめざし、実践する舞踏カンパニー「友惠しづねと白桃房」のウェブサイトです。


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2007/10/18
下馬福祉工房 訪問公演
文:入澤サタ緋呼

 2007年10月18日、世田谷区立「下馬福祉工房」にて、訪問公演を開催した。

 下馬福祉工房は、母体である「手をつなぐ親の会」が、15年間行政などに働きかけ開設した知的障害者通所授産施設である。

下馬福祉工房の手作りクッキー
 利用者の方の主な作業内容は、クッキー生産販売、受託加工、清掃受託などであるが、なかでもクッキー生産は、「下馬のなかまたち」というネーミングで親しまれている。

 工房内では、人気商品の顔があるサブレ「しもまるくん」をはじめ、一枚一枚心をこめて焼き上げられた手作りクッキーの甘い香りが立ちこめる。

 当日は、お地蔵さんと鬼の子の物語の踊りを利用者の方、職員の方、介護実習生の方々に鑑賞していただいた。

 公演後、施設主任からの「踊りを教えてもらおうかな〜」という呼びかけに、利用者の方々が出てこられ、それぞれ好きなお地蔵さんを一緒に踊った。

  いつしか、利用者の方々と私達のお地蔵さんの行列の輪ができていた。

お地蔵さんと鬼の子の物語の踊りを鑑賞。
公演後、利用者の方にも
お地蔵さんになっていただいた。
開催日:2007年10月18日
会場:社会福祉法人 せたがや樫の木会
   世田谷区立「下馬福祉工房」
「蓮遙」演出・振付・音楽:友惠しづね
出演:友惠しづねと白桃房

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